プロランナー福田穣（ふくだじょう）選手のコラムを掲載。グローバル・スポーツ・コミュニケーション所属、世界的ランニングチーム「NN Running Team」に在籍する唯一の日本人ランナーとして、世界に挑戦を続ける福田選手の「今」を発信していきます。
2021年10月17日 アムステルダムマラソンを終えて
プロランナーとして活動を開始した僕は、グローバル・スポーツ・コニュニケーション所属の日本人ランナーとして、世界最高峰のランニングチームである「NN Running Team」に加入して練習を重ねています。出場するターゲットレースが決まるとケニアに長期間遠征して、チームで合宿をするようなスケジュールで活動しています。
2021年は自身二度目のケニア遠征としてチームに合流し、2021年6月中旬から約4ヶ月のトレーニングを経て、アムステルダムマラソンへの出場となりました。
前回の初ケニア遠征と、今回の遠征とで明らかに違ったのは、トラックセッション・ロングラン・ファルトレク、それぞれのタイムや距離が格段と上がった事でした。
明らかに自分の中でこなせるプログラムが増えてきたことを実感していたので、何もかもがわからない状態で不安を抱えた前回出場したオランダの「NNミッションマラソン」のレースとは違って、NN Running Team加入後、練習に自信を持って初めてレースに挑めました。
しかしながら、レースでの結果は2時間12分29秒と到底満足のいく結果とはなりませんでした。
毎日が挑戦と改善
世界最高峰チームでの練習は確実に消化できるようになっていますが、まだまだレースの結果にリンクさせることが出来ずに課題だらけです。
なぜそうなったのか。自問自答を繰り返し、毎日が挑戦と改善の日々です。
プロランナーとして
当然ですが、プロフェッショナルとして大事なのはプロセスではなく、結果です。
結果が出なければどんなに最高の練習をしても、していないのと同じです。
あえて飛び込んだ厳しい世界。
僕としては今はまだ苦しい走りが続いていますが、出てくる課題の1つ1つをクリアして必ず結果に結びつけていきます！
ぜひ、これからも応援してもらえると嬉しいです！みなさんのご声援に応えられるようにもっと強い覚悟を持って練習に励んでいきます！
これからも応援、宜しくお願いします！
